投稿日:2020-09-22 Tue
シルバーウイーク最終日、テレビでは観光地の混雑状況が報道されています。
2週間後の報道が思いやられます。
「じいじ」「ばあば」は人気のない所へ、
東山周回コース、

先ずは見晴し尾根コースの急登から、
全く人の気配はなく、
所どころ薮っぽくなっていました。


ツルリンドウの赤い実、

ホツツジ、

ツリバナ、

ツルニンジン、


すこし秋の気配です。
下界は霞んでいましたが、

うっすらと佐渡も確認できました。
稜線の車道には、
ススキの穂が輝き、

萩や、
アザミ、

アキノキリンソウが秋の彩、


日陰の涼しい所でお昼にします。
今日のお昼はお彼岸ですので、
「ばあば」手作りの「おはぎ」です。
食べきってしまい写真は有りませんがウンメェかったです。
今年はなかなか見られなかった花火、


山の上ではきれいに打ち上げられていました。

火打沢コースを下ります。
滑りそうな急坂を一下り、
途中山芋の子、ムカゴを収穫、

クルミ林で、クルミ拾い、
と此処までは予定通りでしたが、
ここからが非常事態に、
道のあちこちが掘り返され、


明らかにイノシシの真新しい足跡が、

2月のイノシシ狩りが失敗でったそうで、間違いなく生息しています。
この先が、見慣れた道と打って変わって、
確か道だったはずが只の草藪に、

足下が見えません、踏み外さないよう、以前の勘を頼りに下ります。
杉林に入ると道は明瞭ですが、
その先がまた薮で、
ジョロウグモの頑丈な巣が、バリバリと音を立てて顔に掛かります。
足下の見えない岩につまずいたり、
たいして暑くも無いのに全身汗だくで、下ります。
ようやく登山口の橋が見えほっとしました。
此処からの車道も両脇の草が思い切り繁り、

何時もの川を眺めながらの道とは全く違いました。

ちょっと見えた川原、
ヘトヘトになって車に戻りました。
目的のクルミとムカゴは収穫できたものの
ある意味思いで深い
市役所発行のハイキングコースに掲載されているとは思えない、
薮漕ぎの体験でした。
車に戻り、帰り支度をしていると
犬ずれの4人組が登ってこられ、
「この先はどんなですか?」と尋ねられたので、
「すごい薮で危険です、」と答えると見晴し尾根を登って行かれました。
登山口にこの先薮、と一言書いてほしいものです。
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