投稿日:2009-09-07 Mon
今日も9月と思えない蒸あっちぇ一日でした。が、8月の不純な天気で生育が遅れたいた、稲にとっては
稔りを取り戻す、
恵みの天気になりそうです。
おいしい新米が期待できそうです。

もう少しで新米が収穫されます。
お待ちくださーい。
ここからさ先は、昨日の飯縄山の続きです。
良かったらお読みください。

飯縄山の詳細
9月に入っても
毎日蒸アッチェー日が続き、遅い夏が来たようです。
それでも気持ちは山に向います。
偉いでしょう? マジM
そんな訳で、この辺の山では蒸アッチェーくて、
かといって標高の高い山は、時間がかかって、
夏の疲れを引きずっている体には、キッツいです。
それで遥々信州へ…おじゃましまーす。
朝5時、息子のディミオを借りて、ETCカードを差し込むと、
「カードを認識できませんでした。」エラーです。
カードが裏返しでした…
うす曇りの中出発しました。
無事、長岡インターのゲートも開き
順調に北陸道、上信道を走り、信濃ICを目指します。
妙高辺りは道路にこそかかっていないものの
ガスでどんよりと曇り、今にも降りそうな気配。
心配していると、「ばあば」が「予報はいいんだから大丈夫。」と、
晴れ女のご託宣に気分を取り直し信濃ICへ、
ETCゲートが開くと1000円の表示。ま、とりあえずはありがてぇーですテ。
すぐ隣の道の駅でトイレタイム。頭上には所どころ青空がのぞいているものの、
目の前の黒姫山は相変わらず、暗い雲の中。
飯縄山へ向かってディミオを走らせると、青空から日も差します。
飯縄山も朝日をあびてくっきりと姿を見せてくれました。
一の鳥居登山口へ。途中4~5人の登山者の脇をすり抜けて、
颯爽と登山口へ、
着いてみると、な、なんと付近は全面駐車禁止に。
よく見ると、立て看板に下の駐車場に止めるように書いてあります。
Uターンすると先ほど追い抜いた登山者たちの冷たい目線。
すごすごと一の鳥居駐車場まで戻ります。
大きな駐車場にはすでに十数台の車が止まり、
登山者が支度をして、出発していきます。
「じいじ」「ばあば」もさっそく身支度して歩き始めます。
カラマツ林の中の歩きやすい道です。

ほどなく先ほどの鳥居のある登山口へ、 ここまで約15分


朝日の中狛犬に見送られて、登山道に入ります。
カラマツ林の鬱蒼と薄暗いっ道に木漏れ日が、
ちらちらと揺れ、めまいがしそうです。
所々雨にえぐられた、道を緩やかに登るとじきに
第一の石仏、不動明王が現れます。
そのあと第二、第三の石仏に見送られ、
第五地蔵で、一息入れます。

気温はそれほど高くはないものの
山頂にかかる雲から下りてくるのか、
湿度が高いです。
汗かき「じいじ」は高湿度に弱いです。
木々の間から、差し込む日差しに噴き出す汗が、顔中にまとわりついて、
顎のあたりから、滴り落ちます。
第八の石仏を過ぎるあたりからは、
大きな岩が現れ、傾斜も徐々に増してきます。
一息入れながら、足下のアキノキリンソウに励まされ、

ひと登りで、駒つなぎの場です。
二人、尻をついて、一服しました。
時折吹き上げてくる風が、汗かいたシャツをひんやりと吹き抜けて、
ほてった体を冷やしてくれます。
ここからは、今までとは打って変わって、急な斜面をジグザグに登り。
大きな岩場には、鎖場も現れます。
一層汗が流れ落ちます。
ひとしきりの登りで、天狗の硯石に着きます。
ここからは長野市を眼下に一望できます。
今日はもやっと霞んでおりました。
南には眼前の戸隠山、その背後に広がる北アルプスもすっかり積乱雲の中に。

白樺の林の中、岩交じりの笹藪の道をジグザグに登ります。

足下にはたくさんのリンドウの青が鮮やかです。

ほどなく大きな木がなくなり、時折ガスの切れ間からの日差しは
すっきりと秋の気配が感じられます。
ウメバチソウ、マツムシソウ、アザミの花等色とりどりの花が、
笹の間に咲き競っています。
頭上には、秋の青空と、夏の入道雲が半分に分け、
季節の変わり目を実感させています。

その空のもとに南峰が姿を見せるとすぐに
戸隠神社中社からの南登山道を合わせ、
ゴロゴロの岩の道を急登すれば、
お花畑の中に飯縄山神社の鳥居の奥に
小さな祠が祀っていります。

すぐに南峰です。
ここからは少し下って、大岩の間を緩やかに登って
飯縄山山頂 1917m

広く平らな山頂には、ちょうどよい岩が散在して、休憩するにはもってこいの山頂です、
頭の上は青空ながら、残念ながら周りは雲に覆われ、
展望は望めません、
丸善ソーセージを炒めてビールで乾杯!!と、
ザックを開けて、ドッキ!
ナイフが入っていませんでした。
で、こんなことに、

何とかなるもんです。

で、無事に山に登れたことに感謝をこめて乾杯!
うんめぇーです。
この後、お気に入りの明星チャルメラをスープ代わりにおにぎりで昼食です。
時間はたっぷりあります。
とコーヒーを入れて、のんびり至福の一時を過ごしました。

山頂に約1時間半、
さすがに体が冷えてきました。
のんびりと下りにかかります。
辺りのガスもようやく上がってきたようです、
樹間にお隣の戸隠の岩稜が姿を見せてくれました。

そのころに登ってくる子供の姿が、やけに多いと思いながら、
南峰まで来ると、そこには幼稚園の集団が、
どうやら幼稚園の全園児の集団登山のようです。
そのあとからもいくつかのグループに分かれ、
お父さんお母さん、おばあちゃんと一緒に頑張って登っていました。
張り切って登る子、励まされながら一歩一歩登る子、
途中でへばって尻をついている子。
それぞれのペースで、精一杯頑張っていましたよ。
「じいじ」「ばあば」は感動をおすそわけしてもらいました。
だんだん雲も晴れ広がる澄んだ青空には、
高原の秋の気配が感じられました。

駐車場に着くと広い駐車場からあふれる車、車
どうやら先ほどの幼稚園の人たちの車のようです。
13時45分頃
着替えて、帰途につきます。

途中飯縄山がすっきりと姿を見せて見送ってくれているようでした、
トウモロコシ畑の中の直売上で、お土産のトウモロコシを購入。
信濃ICへ、
途中妙高のあたりは、相変わらず曇り空で、今にも降り出しそうな様相でした。
休日1000円の効果でしょうか。
高速は渋滞こそしないものの
下りも、登りも絶え間なく走る車の列です。
北陸道に入ってすこしはすいたものの米山SAを過ぎたあたりから、
また混雑してきます。
山登りより疲れましたテ。
スポンサーサイト
△ PAGE UP